ブログを開設して悩むデザインの問題。
「カラムをいくつ設置するか」という事も悩む点のひとつです。
これまでブログのデザイン主流は2カラムだったのですが、最近では1カラムのサイトも見かけるようになってきました。
この波に乗って というわけでもないのですが、このサイトも1カラムに(変更を検討中)変更済みです。
1カラムが増えたのはきちんとした理由があります。
この記事ではこれまで主流だった2カラムのデメリットや1カラムのメリットを紹介していきます。
ブログデザインの主流は2カラムから1カラムへ
上の画像は1カラムと2カラムのレイアウトの違い。
1つ目のカラムがメインコンテンツとなっており、2つ目のカラムにはプロフィールやカテゴリー一覧、広告を表示する事が多いです。
2カラムのメリット
2カラムのメリットには以下のようなものがあります。
- カテゴリーを表示して導線をつくる
- 新着記事や人気記事を表示して次の記事へ導く
- プロフィールを表示して筆者に興味を持たせる
- 広告を表示して収入を得る
このメリットから、これまで多くのホームページで2カラムが採用されてきました。
しかし最近見えてきたのが2カラムの問題点です。
2カラムの問題点
基本的にブログには悩みを持った人が来ます。
「この製品のレビューは」「この時の解決方法は」といった情報を求めてブログに来ているんです。
そういう人たちにとって、2カラム目の情報は過剰な情報であり、正直不要です。
悩みを抱えている人にメインコンテンツを見ながら、サイドバーを確認する余裕なんてありません。
悩みを抱える読者は筆者のプロフィールや記事のランキングに興味なんてありませんし、基本的に悩みが解決すれば次の記事なんて見ません。
調べものをしている時の自分に置き換えて考えてみましょう
1カラムの特徴
- 本文のエリアが広くて見えやすい
- 読者に必要な情報だけ表示される
1カラムはサイドバー(2カラム目)がありません。
本文のエリアが広くなり、読者が記事を見やすいのが大きな特徴のレイアウトです。
カラムの内容はメインコンテンツしかないので、必要な情報しか画面には表示されません。
1カラムはまさに読者目線のレイアウトです。
無くなったサイドバーをどうするか
2カラムでは本文に並んでプロフィールやカテゴリーなどを同時に表示できました。
しかし、1カラムでは本文しか表示されないので、サイドバーはありません。
この解決方法は簡単です。
サイドバーに表示していた情報は本文の最後に表示すれば全て解決します。
「悩みを抱える読者は筆者に興味がない」と書きましたが、やはり興味が出る人はいるし、他のカテゴリー記事に興味を持つ人もいます。
しかし筆者に興味が出たり、別の記事が読みたくなるのは本文を読み終えてからの話です。
つまりサイドバーに表示していた内容は、本文の後に表示するのがベストとだと言えます。
最近はレスポンシブデザイン(PCとスマートフォンでレイアウトが自動で切り替わる)が当たり前です。
レスポンシブデザインでは、スマートフォンでページを観覧するとサイドバーの項目は自動で記事の下に移動します。
1カラムは馴染みが無いと思うかもしれませんが、スマートフォンで見ているホームページのほとんどは1カラム構成なので意外と見慣れています。
ユーザー目線のレイアウト 1カラムが今後の主流になる
これまで主流だった2カラムというデザインは、「もっと読んでほしい」「もっと収入が欲しい」という、管理者であるこちらの想いが投影されたデザインでした。
しかし、ホームページで一番に考えるべきはユーザーの利便性です。
「ユーザーが必要としないなら」という思いで、このホームページも1カラムに変更して、現在に至ります。