格安シムを使ってみたいけど、電話番号が変わったり、Eメールアドレスが使えなくなるのは困る という人もいるのではないでしょうか。
今回はデュアルシム端末を用いて、電話番号もEメールアドレスもそのまま、通常の料金より安くなるプランをご紹介。
私が現在運用している方法もこの方法です。
手続きも簡単なのでおすすめです。
用意するもの
DSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)端末
SIMカードを2枚挿す事ができ、3Gまたは4Gを同時に受信できる端末を用意します。
時々2G回線のDSDS端末もありますが、日本では2G回線は使えません。
また一枚一枚シムの起動を切り替える、デュアルシムシングルスタンバイの端末は不可です。
今使っているSIMカード
今使っているドコモやauなど(キャリア)のシムカードです。
このSIMカードは通話とEメールで使います。
キャリアのSIMカードはパケットのプランは解除します。
Eメールの通信でパケット通信料を取られそうですが、パケット通信は次で紹介する格安SIMで行います。
格安SIMのデータ通信専用SIMカード
パケット通信用です。色々な回線がありますが、ドコモ回線が使えるOCN モバイル ONEがおすすめです。
準備
シムフリー端末に移行すると現在使っているキャリアの電話帳は使えなくなります。
電話帳が端末本体や、キャリアのクラウドに保存してある場合はGoogleアカウントに移行してください。
SIMフリー端末ではキャリアのメールアプリは使えないので、Gメールで行います。
今の端末でGメールのアプリでEメールが受信できるか先に試しておいてください。
ドコモは私の実機で検証済みですが、他のキャリアは未検証です。「ドコモメール Gメールで使う」などのワードで検索してください。
起動
スクリーンショットは私のZenfone3です。機種によって見た目が違うかもしれません。
準備ができたらSIMを2枚ともセットして起動してみましょう。
設定画面からデュアルSIMカード設定を選択します。
SIM1もSIM2もNTT DOCOMOになっていますが、SIM1が音声通話で使用するdocomoのSIMで、SIM2がデータ通信で使用するOCNモバイルのシムです。
優先SIMカードより音声呼び出しとSMSメッセージにドコモシムを選択し、データサービスネットワークを新しく契約した格安シムにします。
パケット通信の設定
このままではパケット通信ができないので、
設定→もっと見る→ネットワーク設定→SIM2(自分がデータ通信で使用する方)→アクセスポイント
を選択し、自分の契約したMVNOの会社を選択します。
自分のアクセスポイント名が無い場合は手動で設定もできるので、MVNOのホームページ等を参考にしてください。
ここまで進んだらGoogleアカウントの登録やGメールに最初に使えるか試したEメールのアカウントの登録を行いましょう。
仕上げ
最後にドコモなどのキャリアと契約しているプランを解除しましょう。
具体的にはパケット通信プランや、端末の安心サポートなどです。これらは格安シムや格安スマートフォンなどで使わなくなります。
無料通話のプランなど必要なサービスは残しておいてください。
注意点
パケットのプランを解除したSIMでデータ通信をしないでください。
膨大なパケット通信額を請求される可能性があります。
僕の料金の変化
以前の料金
プラン変更後
プラン変更後はこの料金にOCNモバイルの利用料金の972円がプラスされます。
無料通話がないので多少は前後しますが、これからは毎月約2000円の支払いで済みそうです。
変更前7000円-変更後2000円=5000円の節約!!
今回紹介したOCNモバイルONEの詳細は下のリンクからどうぞ。
コメントを残す