工場で約10年使っているG-SHOCKが破れた場所。過酷な環境でも現役で動いています!

最近ではファッションの一部として使われるGショックですが、もともとは「壊れない時計」を目標に開発されたというエピソードは有名な話ですよね。

この特殊な特徴から、アメリカ軍の兵士や特殊部隊が装着している話も有名です。

僕はただのサラリーマンですが、職場が工場なので丈夫なGショックを使っています。

化学工場なので、工場の中でも特殊で過酷な環境だと個人的に思っているのですが、具体的な環境については下で少し掘り下げます。

かれこれ6年使っていたのですが、ついに破れてしまいました。

電波ソーラーなので、基本的になにもしなくてOK。

防塵防泥機能もマッドレジストが採用されたモデルですが、この理由も下で少し掘り下げます。

Gショックを工場での利用として選んだ理由

まずはこのGショックを選んだ理由から。

化学製品を製造する工場で働いています。日々薬品など色々付着していると思います。

酸性の液体を使っているので、金属は特にNGで錆びを加速させてしまいます。

職場は粉塵を扱っている事もあり、防塵機能のあるマッドレジスト搭載のモデルにしていました。

Gショックには色々な特殊な機能が搭載されているモデルがありますが、化学工場ならマッドレジストが一番良いのではないでしょうか。

化学工場という特殊な環境だからこそ役に立つのが、樹脂でできているGショックです。

傷がついても「まぁ樹脂だし」と良い意味で諦めがつきます。

樹脂は扱う溶剤によって注意が必要

樹脂の悪い点としては、トルエンやアセトンで溶けてしまう事が挙げられます。

私の職場でもトルエンを扱っていますが、少し付着しただけでわりと溶けます。

付着のレベルにもよりますが、綺麗に使いたいという人は注意が必要です。

6年でバンドが破れた

早速結論ですが、バンドが破れました

時計を付ける時に引っ張るからでしょうか。

普段あまり目につかないので、傷んでいるとも知りませんでした。

突然切れたというよりは、徐々に傷んでいったように見えます。

バックルの止めが切れた
外れたバックル

場所から察するに薬品が付着する場所でもないですし、おそらく経年劣化でしょう。

この他にも、もう1箇所バンドが千切れかけています。

千切れそうなバンド

実は先にこっちが破れると思っていました

ボディより先にベルトが逝くのはGショックあるあるらしいです。

Gショックのバンドを交換しよう!

Gショックは形は似ていてもモデル毎にバンドが用意されているので、きちんと自分のGショックに適合するバンドを購入しましょう。

「メーカー純正なのに意外と安い」と思ったら梱包の袋から安っぽい!

100円ショップで売ってそうな包装でした。

大事なのは中身だから!

バンドを外して付けるだけなので、解説はしません。

10年目にしてモニターに曇りが

使用10年目にしてモニターが曇ってきました。

一応動作はしていますが、見えにくいですし、バンドのように自分では交換したりできないのでメーカーに送りました。

返答として「パッキンが劣化して内部に水が入っている」そう。

中に水が入っても問題なく動く事に驚き。

この故障に対するカシオのメーカーとしての対応が素晴らしかったので、抜粋と一部変更を加えて紹介します。

ガラス面の曇る状況を確認致しました。ガラスとソーラーの間の経年劣化によるくもり(汚れ)、除去不可の為センター交換致します ①液晶不良の為モジュール交換、センター交換(ガラス・釦含む) XXXX円+税、② ①+劣化による変色の為ベゼル交換、バンド交換、裏面カバー交換 XXXX円+税。①、②検討の上ご回答お願い致します

「安く済ませたいならプラン①、劣化したベゼルも交換するならプラン②」という、とても丁寧な回答をいただきました。

安さを優先したので、今回はベゼルの交換はしませんでしたが、新品と見間違えるほどに隅々まで清掃されて、僕の元に返ってきました。

前後の写真を撮ってないのが悔やまれる